では早速マウスピース矯正のデメリットについてご紹介します。
【デメリット1】1日20時間以上装着する必要がある
【デメリット2】噛み合わせが悪く感じることもある
マウスピース矯正では、自分の歯形に応じたアライナーを装着します。
アライナーは歯全体を覆うようになっていますが、装着時に噛み合わせに違和感が発生することもあります。
時間の経過とともに慣れてきますが、治療開始まもないときは、まだ違和感を覚える人も多いかもしれません。
【デメリット3】全ての症状に対応しているわけでは無い
マウスピース矯正は全ての症状に対応できるわけではありません。
どちらかというとワイヤー矯正の方が多くの症状に対応できる矯正方法となります。例えば、
・抜歯をして歯と歯の間が大きく空いてしまった
・重度の凸凹
・顎変形症
などの症状の場合、マウスピース矯正では治療できないことがほとんどです。症状によってマウスピース矯正以外の矯正方法を選択しなければならないこともあります。
【デメリット4】装着したまま飲食ができない
アライナーは取り外し可能なため、虫歯や歯周病の危険性を下げることがきます。
しかしアライナーを装着したまま飲食は基本的にできません。口に入れることができるとすれば、以下のものくらいでしょう。
・水
・白湯
・無糖の炭酸水
またコーヒーなど色のついた飲み物を飲んでしまうと、アライナーに色が写ってしまうこともあります。
もちろん固形物を食べることもNGです。
【デメリット5】自己管理を徹底しなければならない
マウスピース矯正は、1日20時間〜22時間程度装着する必要があるという意味で、自己管理を徹底しなければなりません。
アライナーを外していい時間は1日のうち2〜4時間未満、食事中以外は意識して装着しなければなりません。
またアライナーを紛失・破損してしまうと、再度クリニックに行き作り直す必要があります。
自己管理ができないと余計に治療期間が長引いたり、理想の歯並びを手に入れるのは困難になります。
【デメリット6】歯を削ることがある
【デメリット7】毎日お手入れが必要
アライナーは毎日、水などで洗浄する必要があります。
口の中にずっと入っているものなので、そのまま装着し続けるのは衛生的によくなく、口内ケアも心がける必要があります。
毎日お手入れをして再度装着をして…という作業を繰り返さなければなりませんので、はじめは面倒に感じるかもしれません。
しばらく放置してしまうと、虫歯や歯周病の原因になるかもしれませんので、必ずお手入れは欠かさず行いましょう。
マウスピース矯正のデメリット対処法
マウスピース矯正のデメリットは、全てを避けて通ることは難しいです。
特に「1日20時間以上の装着」は、マウスピース矯正をしている人全員が守るべきルールです。ただ、そういったデメリットを対処する方法がいくつかあります。
【対処法1】自己管理アプリを使う
アライナーを毎日欠かさず装着できるかどうかは、専用アプリやLINE公式アカウントを上手く活用できるかが非常に重要です。
Zenyum(ゼニュム)では、専用アプリに加え、「スマイルアドバイザー」という専属スタッフが、スムーズに矯正治療が進んでいるかどうが、丁寧にサポートをしてくれます。
もし自己管理に不安がある方は、Zenyumのマウスピース矯正を試してみることをおすすめします。
【対処法2】アライナーケースを使う
取り外したアライナーをそのまま紛失したり、破損してしまうケースが多々あります。
アライナーはかなり高額なもので、無くしてしまうともう一度歯の形を考えて製作する必要があります。
余計に時間や費用がかかってしまうのでアライナ専用のケースを購入し、取り外す際はケースにしまうようにしましょう。
【対処法3】ケアグッズを活用する
アライナーには、お手入れ用の洗浄剤が付いてくることがあります。
アライナーを水洗いで清潔に保つのは困難です。そのため洗浄剤をうまく活用するようにしましょう。
歯のケアについては「オーラルケア・口内ケアの種類と方法(やり方)を紹介!」の記事をご覧ください。
【対処法4】場合によってはワイヤー矯正も検討する
「目立ちにくい」という理由でマウスピース矯正を選びたい人は多くいますが、歯並びの状態によってはアライナーを使った治療ができない場合があります。
ワイヤー矯正は幅広い症例に対応しており、重度の治療でも対応できる可能性が高いです。
まずはマウスピース矯正の無料診断を受けてみて、どうしてもアライナーでの治療が困難な場合は、ワイヤー矯正も検討してみましょう。